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Channel: 日鏡月鏡
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代かき作業

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今年は自然の動きが速いですね。
5月に入りましたので、田んぼの代かき作業を行う人が増えてきています。
今日は朝まで雨模様で寒かったのですが、昼頃に晴れ出しましたのでトラクターのアタッチメントを交換して代かき作業を行いました。

代かき時に田んぼの水量が多すぎると、作業によって水が濁り中の土の水平が分かりにくいので、凹凸があっても気づかないことが多いです。
無農薬の場合、凸部はどうしても草が生えやすくなるので、可能な限り平坦な方が望ましいです。
このため、なるべく水分量を少なめにして代かき作業を行います。
きれいに作業を行うと、ほぼ全てが水面下に隠れて見えなくなります。

代かきを行うに当たり、水を入れて数時間すると、カエルが田んぼに入ってゲコゲコいい出します。
(昔は夜になるとカエルの大合唱が良く聞こえていたのですが、最近は勢いがないです。)

その後、しばしば産卵した大きな卵の塊が見つかります。
その卵は、つかみどころがなくて非常に柔軟性があり、トラクターでかき混ぜても壊れません。
ふつうの田んぼでは、代かきした後、農薬を入れて1週間程度田んぼを殺菌します。
それでも卵の塊の状態なので、何とか大丈夫なようです。
田植えが終わってしばらくする頃には、オタマジャクシになっています(*^_^*)。

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