普通の人はあまり体験しないような話ですが...
20年以上も前の車に乗っているので、おかしな話ではないが、ある時、自宅に着いた直後にブレーキランプが点きっぱなしになっていることに気がつきました(>_<)。
よく見ると、足元に小さな円盤状の部品が落ちていて、見た感じはガラスのおはじきのようですね。
で、エンジンを切ってもキーを抜いても、ブレーキランプは点きっぱなしです。
このままでは駐車もままなりませんので、やむを得ずヒューズボックス内のブレーキランプ用15Aヒューズを引き抜いて駐車しました(^^;)。。
調べてみると、ブレーキの根本に押しボタン型スイッチが付いており、押しボタンを受け止める樹脂製のストッパーが経年劣化で落ちたようでした。
ブレーキストップランプの押しボタンスイッチはいわゆるB接点で、通常ONで切、ブレーキ踏み込み時にはOFFとなってランプ入となるらしい。
ストッパーが経年劣化で落下すると、ストッパーが収まっていた箇所は円孔状に穴が開いた状態となり、B接点の押しボタンスイッチは穴の中に突き出してOFF時と同じになり、ブレーキランプが点きっぱなしになるという感じです。
これ、確かにフェールセーフの設計には違いなくて、気づいた時にはちょっと感動しましたね。
なので、簡易的に穴のところに1円玉をテープで貼り付け、押しボタンスイッチを受け止めるようにすれば一応正常復帰します。
この時は、とりあえず自動車屋に見て貰い、結局、ブレーキランプストッパー(税込432円也)を部品注文して自分で交換することになりました。
普通なら、話がそれで終わるはずですが、
ようやく長雨が上がったので、ストッパーの交換作業に入りました。
その際、何故かブレーキランプのヒューズが切れていることに気がつきましたorz
予備ヒューズと交換すると、ブレーキを踏んだ際に一瞬点灯してすぐにヒューズ切れを起こしますorz
雨続きで全く車に乗っていなかったので、なんでまた突然に???
この段階で、自動車屋がブレーキストップランプの押しボタンスイッチ調整を行っていたので、スイッチが壊れたかと予想しましたが、自動車屋で見て貰ったところスイッチは正常でした。
となると、ブレーキランプの配線系統をたどって短絡地点を割り出すしかない感じで、自分一人ではどうもという感じなので、自動車屋で紹介された自動車電装品屋に連絡を取りまして見て貰いましたm(_ _)m。
頼まれた方も、富山光岡謹製の改造車でベース車両の配線図が通用しないらしくて、やむを得ず手作業で調べていくのが非常に大変だったらしいですm(_ _)m
最終的に分かったのは、左後ろ側のブレーキストップランプのソケットが内部でショートしていたということですね(^_^;)。。。
これでは分からないと思いますm(_ _)m
大型トラックだとランプ内部でショートすることがたまにあるらしいのですが、ソケット内部のショートというのは非常に珍しいものらしいです。
というわけで、今回は手直し程度で済みましたが、どうやらソケットそのものを交換しておいた方が良いようです。
何故か、頼んだ電装屋が大昔のバイトの取引先でして、本当にここで良かったなあと思いましたね(*^_^*)